ブログをご覧いただきありがとうございます.
普段,ロボット系システムや物体認識,画像認識系システムの製品販売及び,受託開発をしているHoshina Roboticsの保科と申します.
本ブログをご覧頂いたということは,画像処理への興味またはそれを用いた医療業務への応用,生物系システムまたは実験などでの応用をご検討されているのでしょうか.
本分野に関しては,まだまだ調査・勉強中ですが案件のお話を頂く中で一定の需要があるように感じており非常に興味深く,何かお役に立てるのでは無いかと感じております.
本内容でのブログは,調査や勉強,実装をした際に定期的に記載していければと考えております.
早速ですが,表題にあります「OpenCVによる細胞の輪郭抽出」に関して記載したいと思います.先日細胞の画像処理のお話を頂き作成したデモンストレーションです.
やはり生物系の実験などでは,大量のプレパラートにある細胞に対して何らかの処理(電極を当てる?)をするなどのシーンはあるのでは無いでしょうか.
そのような場面で,お役立ちできると考えています.
早速ですが作成したデモンストレーションをご紹介いたします.
動画では細胞の画像に対して,OpenCVと呼ばれる画像処理オープンソースライブラリを用いて画像処理を施しています.
処理内容としては 画像を濃度によって2値化 → 領域抽出 という流れで行っています.
実際に作成してみて細胞の核となる部分は,栄養が豊富?なのか薬品に対する反応がかなり出ており濃度の濃さとして強く表現されています.
医療や生物系の実験では対象物を薬品や特殊なスキャン方法により,抽出することが多いようで,画像処理との相性が良さそうです.
以上,医療・生物系画像処理として細胞の画像処理に関してでした.画像処理との相性も良さそうですし,需要も大きい分野と思いますので引き続き調査を進めていけたらと考えています.
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